このサイトについて

サイトの内容

世界には、日本につながる子ども達がたくさんいます。このサイトは、そのような子ども達が日本や日本語とこれまでどのように関わってきたのかを語った経験を掲載しています。それぞれが歩んでいる人生のなかで日本や日本語、日本とのつながりは、どのような意味を持っているのでしょうか。また、日本につながる子ども達を支援する大人の経験も読むことができます。かれらは、どのような思いや考えを持って、どのように子ども達を支援しようとしているのでしょう。   このサイトの主な対象は、日本につながる子どもの支援者と日本につながる子どもです。それぞれの立場の人が、子ども達や支援者のストーリーを読むことには以下のような効果があると考えています。

日本につながる子どもの支援者は、子ども達の経験を読んで

  • 複言語・複文化環境で育つとはどういうことか知ることができる
  • 日本語を使うこと・学ぶことが彼らにとってどういう意味があるか知ることができる
  • 自分が関わっている場(補習校、継承語教室、家庭など)以外で子ども達がどのような経験をしているか知ることができる
  • かれらの経験を通して、自分が関わっている子どものことを考えることができる

日本につながる子どもの支援者は、他の支援者の経験を読んで

  • 自分とは異なる支援のしかたを知ることができる
  • 他の支援者がどのような思いや考えをもって子ども達と関わっているか知ることができる
  • 自分の子ども達との関わりについて振り返ることができる

日本につながる子どもは、他の子ども達の経験を読んで

  • 自身の経験を振り返ることができる
  • 様々な日本語の学習方法を知ることができる
  • 将来、どのような進路やキャリアの可能性があるのか知ることができる

サイトの使い方

読むべき順番などが特に決まっているわけではありません。目に止まった人の記事を自由にお読みください。ただ、その際に「ふ~ん」で終わるのではなく、短くてもいいのでぜひ気になった箇所にコメントを残してみてください

感じたことや考えたことをコメントという形でアウトプットすることによって、それぞれの子ども・支援者の経験が読者の皆さんの経験とつながり、ご自身の経験を振り返るきっかけになるのではないかと思います。さらに、同じ経験について読んでも、それをどう解釈するかは読者によって異なるでしょう。

それぞれの解釈をコメントとして残すことで、ある経験の多様な理解のしかたが見えてきます。他の人のコメントを読んで、これまで気づいていなかった視点から捉え直したり考えを深めたりすることができるのではないかと思います。

いただいたコメントは、サイト管理者の確認後にウェブサイト上に反映されます。また、個人情報が特定されない形で研究に使用する場合があります。

制作メンバー

  • 瀬尾 悠希子(SEO, Yukiko)
  • 角南 北斗(SUNAMI, Hokuto)

このサイトは2020-2023年度科学研究費補助金・若手研究「継承語学習者の混淆的アイデンティティ構築を支える教師育成のための研修モデルの開発」(研究代表者:瀬尾悠希子 課題番号:20K13073)による助成を受けて開発・運営されています。

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