イツの学校では、11年生のときに何週間かインターンをする制度がある。俺はA市にある日本企業でインターンをした。大手の商社だったから、期待していた。でも、そこの日本人社員には正直がっかりした。彼らは、「ああ、仕事めんどくさいなあ」と話していたりして、仕事に対する意識や誇りが感じられなかった。なんとなくどこかの企業に入って、なんとなく仕事をしているみたいに見えた。ドイツ人の社員からは、日本企業の人事は実力じゃなくて上司に媚びる人を評価すると聞いた。現地採用の日本人社員からも「やっぱり日本企業はやめたほうがいい。入るとしたら、上司にあまり気を使う必要がない現地採用だ」と言われた。そういう話を聞いて、将来は「自分にできる何か」が必要だと思った。どこに行っても、「私はこれができます。だから採用してください」と言えるようにならないと、企業や上司に依存しないといけなくなるからだ。


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