中学生のときは反抗していたけど、後になって先生が言ってたことを思い出したんですね。何か思い出すきっかけがあったんですか。
4歳とか5歳とかのとき、日本語を覚えたての僕に曾祖母が戦争の話をよくしてくれてたんです。家の庭に2人で座って、ずっと。そのときは沖縄はよくない場所なんだって思ってたんですけど、『ちゅらさん』っていうNHKの朝ドラを見て、180度イメージが変わって、そこから憧れを持つようになりました。海とか沖縄風の家とかの話は曾祖母の話では聞けなかったんですけど、『ちゅらさん』で見て、いいイメージに変わりました。中学時代に反抗して、憧れはいったんなくなってたんですけど、高校3、4年生のとき、ふとした瞬間に「曾祖母と話してることも当り前じゃないんだ」って気づいて、曾祖母が生まれた場所ってどんなところだったんだろう、行ってみたいって思うようになりました。日本っていうよりは、沖縄に行きたいって。
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