今は母校の日本語学校で教えていらっしゃるということなんですけど、どういう経緯で母校に戻られたんですか。

大学の専攻はシステムエンジニアリングだったんですけど、スタートダッシュが遅れて、人数制限で1学期目に一番大事な授業が取れなかったんですよ。絶対受けないといけない授業だったんですけどね。それで1学期目からずれちゃって、大学の勉強が後々忙しくなったんです。で、週末は移住地でイベントがあったりしたので、街に行ったり移住地に戻ってきたりしてたんですよね。本当はどっちかをやめればよかったんですけど、どっちもやってたらちょっと疲れがきて、軽いうつ状態だったのかな。何もしたくなくなって、大学も行かなくなってイベントも出なくなって。「疲れたなら、大学やめな」って親に言われて、ちょっと大学を休みました。

休んでる間に、1歳違う知り合いの子に「お菓子作りの教室に通うけど、いっしょに通ってみない?」って誘われて、通ってみたら楽しかったんです。その後は日本に行きたいけど金銭的な問題もあるから難しいなと思って、パティシエの専門学校に2年間通ってパティシエの資格を取りました。その後は1年間、移住地の青年会の青年会長をやりました。そして、仕事を探そうとしたら、ちょうど国のごたごたがあって仕事も減ってきたので、「どうしようかな」ってなってるところに、今の校長先生が「日本語の先生探してるけどやってみない?」っ来て。1年ぐらいやったら日本に行く資金になるかもな、みたいな感じで始めたんです。


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